もしもの時に備える“安心”
「遺言代用信託」を知っていますか?

「婦人公論2021年3月9日号」より
夫が亡くなった! ほどなく夫の預金口座は凍結され、葬儀代などの出費に対応できず因った経験を持つ人は少なくないようです。
そんな時の備えにぴったりな金融商品を紹介しましょう。

大切な人に届けたい、最後のプレゼント

築き上げた財産を家族に確実に残す方法として、遺言書や生命保険などがあります。けれど、遺言書(公正証書遺言)は作成するのに手間や費用がかかってしまうのが難点。「うちは遺言書を作るほどの財産はないから」と考える人も多く、ややハードルが高いのが現状です。また、生命保険は告知義務があり、病歴や年齢によっては加入できない場合も……。

このように「そろそろ“終活”を」と考えた時に悩ましいのが、相続を含む財産の管理。そんななか手続きが簡単で、必要な時に速やかにお金を受け取れる「遺言代用信託」という金融商品が注目を集めています。

「この商品は、100万円以上3000万円以下でお客さまから資金をお預かりするもので、お申し込みの際に、配偶者やお子さまなど、相続時のお金の受取人をあらかじめ指定できるのが特徴です。申込人が亡くなられた時、医師の死亡診断書や受取人の本人確認書類などの必要書類を揃えて申請していただき、手続きが完了すれば、原則5営業日以内に受取人が一括で資金を受け取れるのです。」

そう話すのは、オリックス銀行資産運用営業部の十河千史さん。資産運用や相続について、日々多くの相談に耳を傾けているエキスパートです。同社の「遺言代用信託」を例に取って説明してくれました。

「2015年から販売を開始した商品ですが、遺言書の作成よりもはるかに簡単かつ気軽に申し込みできるとあって高い評価をいただいています。大半の男性は奥様を指定されますが、女性は『子どもに迷惑をかけたくないから』と、お子さまを受取人にされることが多いですね。」

「遺言代用信託」が人気なのは、その手軽さだけではありません。元本が保証されるのはもちろん、万一、銀行が倒産するようなことがあっても、預金保険制度の対象(1金融機関ごとに1人当たり保護対象商品の元本は合計1000万円まで) になるため、安心して託せるというのも大きなポイント。

「元本保証なので、銀行の普通預金や定期預金に預ける感覚で利用しでいる方も多くいらっしゃいます。急な入院などでお金が必要になった場合でも、手数料なしで中途解約することができるのも魅力です。」

また、契約中は年に1回、予定配当率に基づいた配当金が支払われるといううれしい特典付き。

「予定配当率の高さも魅力の1つです。配当率は毎年見直されますが、みなさまから『年に1回のプレゼントみたいで楽しみにしている』と、ご好評をいただいています。」

まだ相続対策ができていない“終活”初心者にとって、万一の備えにぴったりな金融商品のようです。

「元本保証や中途解約手数料無料という安心材料も多く、相続を考える第一歩として、おすすめできる商品です。ご自分にとって大切な人に、遺言書がなくてもお金に宛名をつけて直接残せる、最後のプレゼントと言えるのではないでしょうか。」

遺言代用信託Q&A

構成
吉川明子
イラスト
曽根愛

商品の詳しい内容はこちらからご確認ください。

お問い合わせ

オリックス銀行 かんたん相続信託デスク

受付時間 9:00~17:00 土・日・祝日を除く

かんたん相続信託の注意事項

  • 本商品は、確定利回り商品ではなく、予定配当率はこれを保証するものではなく、当社は利益の補足を行いません。
  • 申し込みいただけるお客さま、および受取人(推定相続人から指名いただきます)は、日本国籍を有し、国内に住所を有する20歳以上で、代理人を必要としない方に限ります。
  • 原則として収益金に対し、20.315%が源泉分離課税(国税15.315%、地方税5%)されます。
  • この商品は金銭信託であり、預金とは異なります。
  • 詳しくは、商品説明書や約款をご確認ください。