三井住友・配当フォーカスオープン

要旨・まとめ

  • 当ファンドの運用対象は、東証1部・2部に上場している高水準の配当が期待できる銘柄である。
  • 当ファンドの運用哲学として、企業の成長性よりも、高水準の配当を継続できるかを投資判断材料と捉える。配当が安定することで、株価の変動が抑えられる効果が期待される。
  • 当ファンドの運用スタイルは、ボトムアップリサーチを活用した銘柄選択。財務内容の分析に加え、経営戦略などを直接マネジメント層に確認する。また、業種分散の観点から、中・小型株の銘柄選択が重要と考える。
  • 当ファンドは、これまで慎重かつ安定を重視した投資戦略にて運用を行ってきたことで、外部評価機関から高評価を獲得。

全文書き起こし

木村FM

<運用対象>
当ファンドは、東証1部・2部に上場している株式の中から、高水準の配当が期待できる銘柄に投資を行い、中・長期的な資産の成長を目指します。配当とは、企業が事業で獲得した利益を株主に分配するものですが、この株主に還元できる資金が多くあるということは、優れた経営を行っている企業である可能性が高いと考えられます。このため、中長期的に株式投資を行う際には配当に着目した投資が有効であると考えています。

足元の国内企業の業績は好調を維持しているうえ、現預金などの内部留保は過去最高水準となっていることから、株主への利益還元の余力は十分に高いと考えられます。新聞などでも報じられていますが、上場企業の2016年度の配当総額は7年連続で増加し、過去最高を更新する見通しとなっています。

また、できる限り投資家の皆さまに、株式を長く保有してもらいたいとの考えから、配当性向を高める企業が増加していることもあり、高配当株への注目は高いと考えられます。

木村FM

<運用哲学>
株式市場においては、現在成長している、または将来の成長性が投資判断材料として捉えられることが多いと思います。

ただ、企業の成長性というものは、外部環境などの影響を受けやすいため成長性の予想にはブレが生じやすいものです。このため株価も同様の動きになりやすいと考えます。

当ファンドの場合は、企業の成長性よりも、安定した業績や良好な財務体質をベースに、高水準の配当を継続して投資家に還元できるかどうか、といった部分を投資判断の材料としています。

マーケット環境が大きく変化する中であっても、配当が安定していることで、株価の変動が抑えられ、相対的に優位なパフォーマンスを得ることができると考えています。また、上昇相場になったときに、高配当銘柄の上昇は相対的に抑えられやすいと思われがちですが、割安な水準でファンドに組み入れることで、中長期的に見れば、良好なパフォーマンスが期待されます。

木村FM

<運用スタイル>
業績のブレが少なく、高水準の配当を維持できる銘柄を見つけ出すためにはボトムアップリサーチが欠かせないと考えています。配当原資となる利益の見通し、また業績が一時的に悪化した場合でも、現状の配当を継続することができるか、を判断するために財務内容を詳細に調査・分析しています。

さらに、内部留保金をどのように使うかは経営判断となるため、経営戦略などを直接マネジメント層に確認する、といった調査・分析を行うことは非常に重要であると考えています。

2016年12月末現在で、東証1部・2部の時価総額別予想配当利回りの分布を見てみると、大型株よりも、中・小型株の方が、配当利回りの高い銘柄が多くあることがおわかりいただけます。また、同様に予想配当利回りを業種別で見てみると、高配当の大型株は商社などの卸売や銀行、自動車などの輸送用機器に多くあり、業種に偏りがあります。

しかしながら中・小型株ではサービス、不動産、機械などのさまざまな業種に分散されています。こうしたことからも、高配当株への投資においては、中・小型株の銘柄選択が重要であり、ファンドマネージャーである、自分自身でも積極的に企業リサーチを行っています。

木村FM

<投資家の皆様へのメッセージ>
当ファンドでは、銘柄選定の際、高水準の配当を将来にわたって継続することができるかを最優先に考えています。成長性や増配といったプラスの材料よりも、減益や減配といったマイナスの材料をどれだけ回避できるかに注視しています。

こうした、慎重かつ安定を重視した投資戦略にて運用を行ってきたことで、外部評価機関からは高評価を頂くことができました。

投資家の皆様には安定した配当収益の獲得を目指す当ファンドが中長期の資産形成の一助となれば幸いです。

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