2021年02月18日

中長期的な視点を持ってESG投資で資産形成を! 中長期的な視点を持ってESG投資で資産形成を!

これまでのコラムでは、いろいろな角度からESGについてお伝えしてきました。

資産形成を行う上で、ESGの観点が重要なポイントとなってきていることはすでにお伝えしました。
オリックス銀行でも、取り扱うファンドを選ぶ際、ESGの観点を重視しています。
今回は、当社のESG投資に対する考え方と、特に重視している2つの手法を紹介します。

「ESG投資」の手法によっては中長期投資に向いていない?

ESG投資には社会貢献的なイメージも大きく、「利益につながりにくいのでは?」と感じる人もいるかもしれませんが、そうではありません。
ESG投資とは、持続的な成長が期待できる企業を見つけて投資すること。「環境や社会の『困った』」を解決する企業は、持続的な成長と利益が見込めることは、すでにお伝えしましたね。
しかし「ESG投資」の手法によっては、中長期投資に適しているとは言えないものもあります。

たとえば「サステナビリティテーマ投資」。この手法は「特定のひとつのテーマ(水資源、クリーンエネルギー、女性活躍、電気自動車など)への投資」であり、投資対象が絞られている点が問題です。特定の投資対象が将来的に成長しなかった場合のリスクが大きいのです。

また「ポジティブスクリーニング」と呼ばれる、ESGスコアが高い銘柄のみを組み入れた手法も、利益を狙うための投資手法としては不十分と言えます。単にESGスコアが高い企業を選ぶだけでは、各銘柄の株価が割高なのか、それとも割安なのかを判断する視点が欠けているため、利益につながるかどうかがわからないからです。

では、ESG投資において、中長期的な利益をめざすために有効な手法はあるのでしょうか。

当社が重視する2つのESG投資手法

中長期的な利益をめざすため、当社では以下2点の手法を重視しています。

1. ESGインテグレーション
投資先の株式や債券について、従来用いられてきた財務情報や信用力評価に加え、ESGへの取り組みも勘案し、投資対象の持続性を考慮する手法です。
たとえば株式であれば、ESGへの取り組みが適正に評価されていれば、その企業の株価はすでに高くなっているはずですが、早い段階ではその取り組みがまだ評価されていないこともあるでしょう。このような銘柄は、企業価値が株価に反映されていない「割安株」と言え、魅力的な投資対象となり得ます。
なおこの手法は民間企業の株式や債券の評価にとどまらず、国や地方公共団体が発行する債券の評価にも適用できます。

2. エンゲージメント(投資家と企業との対話)
投資を始める時だけではなく、保有した銘柄を継続的にモニターし成長を応援していく投資手法です。企業が抱えるESGに関する問題点を把握し、対話を行うことで、その企業の経営改善を促すことにつながっていきます。

当社では、ESG投資を中長期的なパフォーマンスに結び付けるため、これらの手法を重視したファンドを選定しています。

ESG投資をリードしてきたロベコ社

当社は、グループ会社であるロベコ社(本社:オランダ・ロッテルダム)の投資ノウハウを取り入れてファンド分析を行っています。

ロベコ社は、ESG投資という言葉が注目を浴びるずっと前から、長年ESGに関するデータを蓄積し、運用戦略に取り入れ、ESG投資をリードしてきました。そのロベコ社でも、中長期でのパフォーマンス向上を目指し、「ESGインテグレーション」の手法を用いてファンドを運用しています。

中長期的な視点で、投資による利益に加え、社会や環境の課題解決という社会の利益も追求する「ESGインテグレーション」の考え方は、ESG投資の世界で広く普及していくでしょう。
皆さんも、ESG投資のノウハウを持った当社で、将来に備えて資産形成をしてみませんか。

コラムに関する注意事項

本コラムは一般的な情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘することを目的とするものではありません。
当社が信頼できると判断した情報源から入手した情報に基づきますが、その正確性や確実性を保証するものではありません。
外部有識者の方にも本コラムを執筆いただいていますが、その内容は執筆者本人の見解等に基づくものであり、当社の見解等を示すものではありません。
本コラムの記載内容は、予告なしに変更されることがあります。

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