2021年02月12日

投資の神様とESG投資の関係 投資の神様とESG投資の関係

前回はESG投資の7つの手法を紹介しました。
ESG投資をより具体的にイメージできるようになり、挑戦してみたいと思った人もいるのではないでしょうか。
ESG投資をするなら知っておきたい 代表的な7つの手法とは?

「投資の神様」の投資スタイルは?

今回は、「投資の神様」の投資哲学とESG投資の関係性について考えてみたいと思います。

世界⻑者番付に名を連ねる投資家、ウォーレン・バフェット氏をご存じですか?
1930年生まれ、御年90歳。世界最大の投資持株会社バークシャー・ハサウェイの筆頭株主であり、同時に会⻑兼CEOも務めています。バークシャー・ハサウェイが投資をした銘柄には追随の買いが入り上昇トレンドになることもあるほど、世界の投資家から注目される存在です。

「投資の神様」と呼ばれるバフェット氏の投資スタイルは、ズバリ「⻑期投資」。
将来的に伸びる銘柄を⾒つけ出し、⻑い目で成⻑を⾒守るという方法で、大きな成功を収めてきました。

バフェット氏の理想は、「永遠」に保有すること?

バフェット氏は、風力発電などの再生可能エネルギーに巨額の投資を行っています。再生可能エネルギーは、まさにESGのE(環境)。「やっぱり、バフェット氏もESGの視点で投資をしているんだ」と思いますよね。

実は、そうとも言い切れないようです。
彼の有名な発言から、どのような視点で投資先を選んでいるかひも解いてみましょう。

“Our favorite holding period is forever.”

(訳)好きな株式保有期間は「永遠」 です。

“Only buy something that you’d be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.”

(訳)今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる株(企業)だけを買いなさい。

この2つの発言から、バフェット氏は「10年間は持っていたいと思える企業」を投資先に選び、しかも「その株を永久保有したい」と思っていることがわかります。
持続的に成⻑し、利益を上げ続けるであろう企業を⾒極め、⻑く保有することが投資の前提なのです。

再生可能エネルギーへの投資を行う理由は、ESGに取り組んでいる企業だからではなく、「⻑く利益を上げ続ける企業」として評価しているから、ということのようです。

ESG投資で、バフェット氏の投資手法に近づく

前々回のコラムでは、すでに多くの企業が環境や社会問題などの課題に取り組み社会からの評価を得るだけでなく、大きなビジネスチャンスを⾒つけたり、リスクを回避したりという行動を取り、持続的な成⻑を目指していることをお伝えしました。
バフェット氏は投資先を選ぶ基準として、必ずしもESGへの取り組みを評価しているとは言えないようです。しかし、彼が評価する「持続的に成⻑し、⻑く利益を上げ続ける企業」は、「ESGを意識し、課題解決に取り組む企業」にも通じるのではないでしょうか。

ESGの視点を意識し、「消費者や社会の『困った』を解決し続ける企業」へ、⻑期投資してみてはいかがでしょうか。

コラムに関する注意事項

本コラムは一般的な情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘することを目的とするものではありません。
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外部有識者の方にも本コラムを執筆いただいていますが、その内容は執筆者本人の見解等に基づくものであり、当社の見解等を示すものではありません。
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