コラム

投資信託にはご注意いただきたい事項があります。くわしくは「投資信託の注意事項」をご覧ください。

掲載日
2021.11.14

アクティブ型投資信託を選ぶときに確認したい5つのポイント

Writer

株式会社ZUU

(画像=PIXTA)

投資信託での資産運用においては、「指数に連動するパッシブ運用(インデックス運用)の方が効率的」という声は根強い。確かに、インデックスファンドであれば運用成果もわかりやすく、一般的にコストも低い。

しかし、中には高いパフォーマンスを出しているアクティブ型投資信託もある。見つけるのは大変かもしれないが、実際に購入してインデックスファンドを大きく超えるパフォーマンスを見せたときは、喜びも一層大きいことだろう。

そこでこの記事では、アクティブ型投資信託を選ぶときに確認したい5つのポイントを紹介していく。

アクティブ型投資信託とは

投資信託の運用方法には大きく分けて、パッシブ運用(インデックス運用)とアクティブ運用がある。前者は、運用目標とするベンチマーク(日経平均株価やTOPIXなど)に連動する運用手法だ。

後者は、そのベンチマークを上回る成績を目指す運用手法だ。アクティブ運用では、ファンドマネージャー(運用チーム)の力量が非常に重要になる。

アクティブ型投資信託で確認すべき5つのポイント

それでは、数あるアクティブ型投資信託の中から投資先を選ぶときには、どのようなことを確認すればよいのだろうか。今回は5つのポイントについて紹介しよう。

必ずしもこの5つをすべて満たしていないといけないわけではないが、投資先を選ぶときの参考にしてほしい。

1.購入時手数料の有無

購入時手数料がかからないことを「ノーロード(ファンド)」と呼ぶ。運用がうまくいくかどうかは誰にもわからないが、原則として手数料は運用成績にかかわらず発生するため、確実にパフォーマンスをむしばむ。そのため、購入時手数料がかからないに越したことはない。

ノーロード型の投資信託が必ず優れているわけではないし、投資信託には購入時手数料以外の手数料も存在するが、一つの判断基準にはなるだろう。なお、同じ商品であっても、購入時手数料は金融機関によって異なる場合があるため注意が必要だ。

2.決算の回数

投資信託は定期的に決算を行い、決算日にはその期間の投資信託の損益や資産状況の計算、分配金の支払いなどが行われる。決算の頻度は、年1回や年2回、毎月など投資信託によって異なる。

投資信託を選ぶときは、決算回数が少ないものを選ぶとよいだろう。決算回数が多いと単純に事務処理などのコストが増大するし、基本的には分配金を払い出すため、投資効率が下がってしまう。普通分配金には課税が発生してしまうし、特別分配金は非課税だが元本を払い戻ししているだけだからだ。

3.過去の運用実績

多くの投資家にとって、投資信託への投資で求めているのは収益であり、言い換えれば高い運用パフォーマンスを出せるかどうかだろう。そこで重要視したいのが過去の運用実績だ。過去の運用実績がよいからといって、今後の運用もうまくいくわけではないが、未来が誰にもわからない以上、過去の実績は大きな判断材料になる。

運用実績を確認するときは、3年以上の実績を見るようにしたい。金融市場にはよいときも悪いときもあり、短期間のパフォーマンスでは、その投資信託の実力が測りきれない可能性があるためだ。

3年以上の期間があれば必ず実力を推し量れるわけではないが、上昇局面や急落などひと通りの値動きは経験しているはずだ。

4.複数の金融機関で購入できるか

1において「同じ商品であっても、購入時手数料は金融機関によって異なる場合がある」と述べた。このとおり、投資信託の商品によっては購入時手数料が異なる場合があるものの、複数の金融機関で購入できるものもあり、一方で、特定の販売会社のために作られる商品もある。

後者が必ずしも悪いわけではないが、多くの投資家の目に晒されて、比較検討され、売買される前者の方が、健全な形と言えるだろう。また単純に、その投資信託を購入したい場合に、特定の金融機関に口座開設をしなくてはいけないケースもあり、投資家側の利便性が低いことも懸念点だ。

5.同じカテゴリー内の比較

「同じカテゴリーにおいて定量的に優れているかどうか」も確認しよう。カテゴリーには国内株式や国内債券、外国株式、外国債券などがある。また、「国内株式」を国内大型バリュー、国内大型グロース、国内小型バリュー、国内小型グロースなど、さらに細かく分類することも可能だ。

複数の投資信託を「同じ土俵で比べる」ことは一定の知識がないと難しいが、まず気をつけたいのは異なるカテゴリーの投資信託を比較しないことだ。例えば、国内株式ファンドと外国債券ファンドを比べても、投資対象が大きく異なるのであまり意味がないだろう。

定量的に比べる方法として、運用パフォーマンス(トータルリターン)はもちろんのこと、シャープレシオの比較も行いたい。シャープレシオとは、リターンだけではなく背負ったリスクも勘案して、「いかに効率よく収益を稼いだか」を測る指標だ。

お気に入りのアクティブ型投資信託を探してみよう

アクティブ型投資信託はベンチマークを上回る成績を目指す運用手法のため、大きなパフォーマンスを期待できることが魅力だ。今回紹介した5つのポイントも参考にしながら、お気に入りのアクティブ型投資信託を探してみてはいかがだろうか。

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株式会社ZUU

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