コラム

投資信託にはご注意いただきたい事項があります。くわしくは「投資信託の注意事項」をご覧ください。

掲載日
2021.04.10

節約と投資どっちがいい?「貯めている人」が選ぶのはどっち?

Writer

株式会社ZUU

(画像=franzdell/stock.adobe.com)

コロナ禍で先行きが不透明な現在、「お金の増やし方」について考える人が増えている。お金を増やす手段には節約と投資があるが、どちらを選択するかにより効率性に大きな差が出る。お金が貯まる人、貯まらない人の共通点から、長期的な「家計改善策」のヒントを見つけよう。

お金が貯まる人は「節約して投資する」を選択

まずは、リサーチ企業カクワーズが2020年7月に全国20歳~64歳の男女900人を対象に実施した調査から、お金が貯まる人と貯まらない人の共通点を比較してみよう。

ここでは、お金が貯まる人を「最近1年間の貯蓄額が100万円以上(145人)」、お金が貯まらない人を「最近1年間の貯蓄額が25万円未満、もしくは赤字(283人)」と定義する。

お金が貯まる人が家計を見直す際にとる行動

行動 お金が貯まる人
節約する 42.1%
貯蓄額をチェックする 29.7%
投資を取り入れる 22.8%
確実に貯められる方法を探す 18.6%
収入を増やす 15.9%
お金について勉強する 15.9%
宝くじやキャンブルで一攫千金を狙う 3.4%

※「貯蓄」には、積立投資、貯蓄型保険などへの積立額などが含まれるが、株などの資産は含まれない。また、同居でも親や兄弟の貯蓄額は除外。

上記のデータから分かるように、お金が貯まる人が家計を見直す際に選択するのは、節約と投資の両方だ。「節約したお金を投資に回して増やす」という、資産運用の発想である。

宝くじやキャンブルで一攫千金を狙うという考え方の人は一握りしかおらず、確実に貯められる方法を探す人やお金について勉強する人の割合が、お金が貯まらない人より約2倍多い。

つまり、お金が貯まる人とは、金融リテラシーを高めながら、「効率的にお金にお金を稼がせる」ことが出来る人といえるだろう。

お金が貯まらない人は「節約して収入を増やす」を選択

一方、お金が貯まらない人もお金が貯まる人とほぼ同じ割合で節約を選択しているが、その他の項目は回答結果が異なる。

お金が貯まらない人が家計を見直す際にとる行動

行動 お金が貯まらない人
節約する 48.8%
収入を増やす 18.7%
貯蓄額をチェックする 17.7%
お金について勉強する 9.5%
投資を取り入れる 9.2%
確実に貯められる方法を探す 8.1%
宝くじやキャンブルで一攫千金を狙う 7.8%

お金が貯まらない人は働いて収入を増やすという発想はあっても、投資でお金を増やす、あるいはお金について勉強するという考えの人の割合が、お金が貯まる人の半分以下に留まる。対照的に、宝くじやキャンブルで一攫千金を狙う人はお金が貯まる人の2倍以上という結果だ。

投資しないが「リスク」になる場合も?

お金が貯まらない人の間で、投資への関心が薄いのは何故だろうか。その理由の一つとして、投資に対するネガティブな先入観が挙げられる。

米金融情報サイト、バンクレート(Bankrate)が2015年に実施した調査では、回答者1,001人のうち株式を保有していたのは半分にも満たなかった。

投資していない理由として、20%が「投資の知識がない」、10%が「ブローカーやファイナンシャルアドバイザーを信頼出来ない」、7%が「株式投資はリスクが高過ぎる」と回答した。この回答結果は、「お金が貯まらない人は金融リテラシーの向上に関心が薄い」という先ほどのデータと一致する。

投資にネガティブな先入観を抱いている人の多くが、投資に対して「まとまったお金が必要」「お金持ちのためのもの」「リスクが高い」など誤った情報に惑わされ、お金を増やすチャンスを逃している。このような固定観念は、お金を増やす上でリスクとなりかねない。

近年はネット証券など少額からスタート出来る投資もあり、iDeCo(個人型確定拠出年金)やつみたてNISAのように、非課税で運用可能なお得な制度もある。

また、毎月一定額を購入しながら積立てていく積立型の投資信託は、投資の知識や経験がない初心者でも長期間継続することで、リスクを抑えながら十分な資産成長が見込める。投資信託はファンドマネージャーに運用を任せて多様な投資対象に分散投資出来るため、時間に余裕がない人にも人気の投資商品だ。

まずは「お金」について勉強しよう!

超低金利時代の現在、頑張って節約してもお金を貯蓄口座に預けているだけでは、思うようにお金は増えてくれない。まずは資産運用の知識を身に付けて視野を広げることが、賢くお金を増やすための第一歩だ。

お金についての勉強といっても、難しく考えることはない。近年は金融リテラシーから資産運用、投資、節約術まで、その気になれば無料で基礎的な知識や情報を収集するチャンスが、インターネット上に溢れている。

ファイナンシャルプランナーに相談して、専門家のアドバイスを受けるのも一案だ。一見ハードルが高いように思えるかもしれないが、プロの視点から家計を見直してもらい、適切なアドバイスを仰ぐことで、家計の見直しや資産運用、ライフプラニングを効率的かつ効果的に行えるだろう。

すべての投資はリスクを伴うため、投資すれば絶対にお金が増えるという保証はない。しかし、投資をお金を増やす手段として選択し、自ら学習したり情報収集することで、お金や世の中の流れに敏感になり有益な知識を身につけることは可能だ。それは、洞察力や判断力の向上にもつながるだろう。

賢い資産運用は家計だけではなく、自分自身にとってもプラス効果をもたらすのだ。

Writer

株式会社ZUU

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