コラム
掲載日
2021.03.07

ウイスキー投資は儲かる?超高級銘柄の魅力とは

Writer

株式会社ZUU

(画像=PIXTA)

国産ウイスキーの世界的評価が高まり、希少価値が上がるにつれて、ウイスキーが投資商品として注目を集めている。

今回は、超高級ウイスキーの魅力を紹介し、ウイスキー投資が注目される理由や投資方法、投資する際の注意点をわかりやすく解説していく。ウイスキー投資に関心がある人はぜひ参考にしてほしい。

超高級ウイスキー3銘柄の実態

ウイスキーは単なる嗜好品の枠を超え、資産形成のための投資商品という側面を持つ。特に熟成期間が長いウイスキーや休売品、限定品のように入手困難な銘柄は価値が高く、驚くほどの高値で取引されることもある。

最初に、人気の高い3つの銘柄を例として、超高級ウイスキーの魅力を紹介していこう。

1.軽井沢

「軽井沢」は、長野県の軽井沢蒸留所で作られていたウイスキーだ。かつては日本を代表する高級ウイスキーとして親しまれていたが、2000年にウイスキーの製造が中止され、その後の蒸留所閉鎖を機に販売終了となった。

しかし、蒸留所閉鎖後も「軽井沢」の評価は衰えず、現在では世界で最も手に入りにくい国産ウイスキーとして価値が上昇している。

2015年に香港で開催されたオークションでは「軽井沢1960」が、国産ウイスキーとして過去最高の91 万8,750香港ドル(落札時のレートで約1,430万円)で落札されたこともある。

2.山崎

「山崎」はサントリーが製造するウイスキーだ。国産ウイスキーの中でも特に人気が高く、2011年に150本限定で販売された「山崎50年」は、2018年のオークションで3,000万円以上の値が付けられた。

また、定価12万5,000円の「山崎25年」は、買取業者にもよるが、2021年現在1本60万円前後で取引されている。

3.ザ・マッカラン

「ザ・マッカラン」は、シングルモルトのロールスロイスとも称される、スコットランド産の高級ウイスキーだ。

こだわりのシェリー樽で作られた伝統の味は世界中で愛されており、2018年のオークションでは1926年物のボトルに1億円以上の値が付けられた。

なぜ今ウイスキー投資が注目されるのか

近年ウイスキーは、投資商品として急速に注目を集めている。なぜウイスキーが投資向きだといえるのだろうか。

理由1:品質を保ちやすい

ウイスキーは、個人でも品質を保ったまま保管しやすいというメリットがある。投資に用いるお酒といえばかつてはワインが主流だったが、ワインは品質を保つのが難しく、保管に高額な設備投資が必要だ。

その点ウイスキーは、直射日光や寒暖差の激しい場所を避けるといった条件を守れば、ワインより保管が難しくない。長期にわたる保管が可能なウイスキーは、個人の投資商品として適しているのだ。

理由2:個人転売がしやすい

個人で転売しやすいこともウイスキーの特長だ。SNSやウイスキー関連イベントを通じて情報収集をしたあと、オークションサイトや買取業者を通じて簡単に売買ができる。地方の個人酒屋でウイスキーを仕入れ、オークションサイトで転売するなど、さまざまなやり方がある。

理由3:日本人にもなじみ深い

近年国産ウイスキーが世界的に注目を集めており、日本人になじみ深い銘柄も投資対象となっている。一昔前なら酒屋で普通に購入できた銘柄が、現在では数十万円の値が付くこともあるのだ。

なじみのある国産ウイスキーが投資対象だからこそ、投資のハードルが低いといえる。また、日本在住という条件も、国産ウイスキーの入手において有利に働く可能性が高い。

投資方法の一つである「ウイスキーファンド」とは?

ウイスキー投資の方法には、個人での転売のほか、ファンドに投資するという選択肢がある。

例えば、2015年にイギリスで設立された「ウイスキー・インベスト・ダイレクト」というウイスキーファンドに投資すれば、個人でウイスキーの原料取引に参加できる。「ウイスキー・インベスト・ダイレクト」は、過去の取引実績から算出したウイスキーの歴史的な実質利回りは8%程度と公表している。

投資対象としての利回りのよさはもちろんだが、投資を通じて間接的にウイスキー業界を盛り上げられるという点は、ウイスキーファンにとって金銭を超えた魅力を持つともいえるだろう。

ウイスキー投資の注意点

ウイスキー投資で注意したいのは、投資対象の選び方にコツがいるという点だ。国産ウイスキーであれば何でもよいというわけではない。ウイスキーは銘柄や熟成期間など、価値が上がる条件がある程度決まっている。ポイントを押さえて投資しなければ、損をしてしまうリスクがある。

また、ウイスキーの個人転売を本格的に行うなら、酒販免許の取得を検討しよう。基本的に、酒類の販売には免許が必要だ。免許なしでウイスキーの転売を繰り返すと、酒税法違反で処罰されるリスクがある。

ウイスキー投資で利益を得た場合、「雑所得」として確定申告が必要だ。確定申告を忘れて税務署から指摘を受けると、延滞税など本来は支払わなくていい税金まで支払わなければならなくなる。利益が出たときは忘れず税務署に相談し、確定申告することが大切だ。

しっかりと情報収集をした上で、ウイスキー投資を始めよう

ウイスキー投資が注目を集めているからと、ブームに乗じてやみくもに手を出しても、必ずしも利益が出るとは限らない。価値が上がる可能性がある銘柄を選ぶためにも、SNSやイベントなどでしっかりと情報収集を重ね、知識を深めた上でウイスキー投資に挑戦することが大切だ。

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株式会社ZUU

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